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2011年09月 アーカイブ

大規模住宅計画の技法

台所、居間、集会室等を造るのではなく、諸機能を分析し、コミュニティのすべての空間の要求を集積することによって、空間とシェルターの新しい、より有効な結合体を考えることができるようになります。


しかし、あるもの事を常に住戸の内か外かどちらか一方に決めてしまうということはできないのです。


幼児が幼稚園に行くことによって住戸内の遊び場が不要になるのではなく、さまざまな家事サービスは折々の必要に備えて設けられるべきでしょう。


コミュニティ諸施設にたいする傾向は、それによって生活様式が完全に集団的なものに変わってしまうということでなく・・・


注文住宅のように、より柔軟でより選択の可能性を持ちたいという要求を反映しているといってよいでしょう。


さて、新しい建設方法、新たな建築要求、新しい空間配置、新たな人間的要求に応えるためには新鮮で美的な解決が必要です。


すべての人が建築の中で生活する以上、建築は伝統的に社会的な芸術ですし、住宅開発はそこに住む人々に喜びと刺激を与えるものでなければなりません。


それに、生活の真の姿とコミュニティの価値を表現するものであると考えられます。


・・・しかし、長い間の努力と試行にもかかわらず、このような真実の解答を用意していることを公言した建築家はほとんどいなかったと言えます。


多様な注文住宅を・・・

大規模な住宅計画の最大の落し穴は単調ということです。


同じユニットのくり返しによる整然とした冷たさと退屈が支配するようになってしまうことです。


・・・しかし単調はできませんでした。


さは不可避なのではなく、最低の標準にとらわれすぎ、住戸型に変化がなさすぎること・・・


コミュニティ諸施設が不足している等のすでに論じた問題に密接に関連しています。


結局、デザイナーに必要なことは多様な注文住宅の要求を身をもって知ることであり、それらを積極的に理解しようとすることなのです。


将来の居住者たちが相変らずスラム居住者、退役軍人、中産階級等と機械的Y'分類されて個性を持たないものと考えられ、上品、安全、清潔だけが目標とされているかぎりは過度に単純化された標準から自由になることはできないのです。


大方の建築家たちはもう少し自由度がありさえすればもっと立派な住宅計画が可能であると考えています。


実験や変革の必要性を強調しているのです。


・・・しかし、美的表現の問題は機能的な優秀さや行政上の障害とは無縁なものです。

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